【初出場】いちごデイセンターみのり　杉本吏さん／第八回介護甲子園セミファイナル事業所紹介

＜テーマ＞
個人アルバムを作り、機能訓練のモチベーションアップ！！

＜本大会に向けて＞
利用者に自身のアルバム制作してもらい、実施状況・活動時の写真・計画書をファイルし確認する事で、個別機能訓練を始めてから今までの歴史を振り返ることができるようにし、今後の機能訓練への励みにしました。アルバムは個人個人で作成し、日付と写真、その時の身体状況などをご自身に毎回の機能訓練実施後に記載してもらっています。

利用者様には絵日記のような感覚で、毎回自分でコメントも書いて頂き、それに対して機能訓練指導員がコメントを書き、フィードバックをしています。写真を一緒につけることにより「あーそういえばやったわ！」「この時は楽しかったねー」など話され、回想のためのツールにもなっています。

訓練内容は、小集団などで楽しく行えるように目標別の６種類のＤＶＤや平行棒・床上動作・認知機能改善の体操をプロジェクターにて投影し、機能訓練指導員が声掛けをしながらの訓練をするものであったり、『手芸教室』、『片手でできる料理教室』『畑作業』など同じ疾患を持った利用者様同士で実施出来る教室を定期的に開催するなど、利用者様が飽きることがない、楽しく機能向上が出来るものを提供できるよう心がけています。

作ったアルバムに関しては定期的なアセスメント時に家人に閲覧し、利用者様の目標、日々の訓練内容、その時の写真などを見せています。それにより、家人の協力も得られやすくなり、在宅生活においての活動の幅が広がるきっかけにもなります。