【2年連続2回目】特別養護老人ホーム ケアマキス笹原 岡桂輔さん／第八回介護甲子園セミファイナル

＜第八回介護甲子園セミファイナル 施設第一ブロック＞　9月13日PM13:00～14:15

◎特別養護老人ホーム ケアマキス笹原（愛知・セミファイナル２年連続２回目）　岡桂輔さん

＜テーマ＞
「なんでも相談会」で地域に役立つ施設へ

＜本大会に向けて＞
地域に対して、私たちが現在取り組んでいる事に月1回の「なんでも相談会」があります。

「なんでも相談会」は、特に難しいことはやっていません。普段の生活に役立つ講義や、ちょっとした運動など。施設の各職種が持っているノウハウを提供したり、外部の業者さんにお願いして講義をしてもらっています。

対象の方は地域の高齢者や民生委員さんなど。施設だから外部の方は入ってはいけないということではなく、開かれた施設を目指しています。

たとえば地域の方は介護が必要かも？という状況に初めてなったとき、どこに相談するでしょうか？行政の窓口に気軽に行けるでしょうか？地域包括の窓口がどこにあるか意識しているでしょうか？実際に私たちの相談会で、アンケートのお答えから軽度の認知症と思われる方の早期発見につながったケースもあります。

自分に何かあったとき、友達がご近所さんがちょっと困っているとき、敷居の高い窓口よりも、毎月出かけて顔見知りがたくさんいるケアマキスに相談したら何とかなるかも？…そう思っていただきたいのです。もちろん施設のサービス範囲外の対応が必要な場合もあります。そのときは地域のケアマネや地域包括支援センターと連携して必要なサービスに繋げればいいのです。

そんな地域に役立つ「よろず相談所」が必要じゃありませんか？地道ではありますが、少しづつ地域の方との縁を大切に今後もこの活動を継続していきたいと考えています。