こんにちは。
日本介護協会(介護甲子園)理事の小澤です。
我々日本介護協会が運営しているオンラインサロンの会員数が50人を突破しました。
ありがとうございます。
「オンラインサロンの中では何がおこなわれているのですか?」とよく聞かれます。
『日本介護協会オンラインサロン』が提供しているメインコンテンツは、
幣協会の代表理事の左や専務理事の渡辺やその他の理事や支部長などが平日毎日投稿している介護サービスに関する経営論や組織論に関する記事です。
とはいっても、それが一体どういったものなのかが分からないと不安だと思われます。
そこで、50名を突破した記念として、
2019年3月27日に日本介護協会専務理事でベストリハ株式会社社長の渡辺仁がアップした記事を無料公開したいと思います。
もし、
「勉強になった」
「すごい未来がくるかも!?」
と思っていただけたならば、シェアしていただけると嬉しいです。
これから話題になるだろう、
2025年以降の介護のありえない可能性についての考察です。
それでは、どうぞお楽しみください。
——–3月27日 専務理事 渡辺仁の記事———–
【若手No1の介護経営者が考える2025年以降、介護のありえない可能性!】
どうも度々登場の渡辺仁です。
2週間に1回のつもりが週1回になり、いずれオンラインサロンの乗っ取りを計画しています(笑)。
Mさんの「2025年以降の介護はどうなるのか」というコメントに対して、介護経営者として深堀をしてみようと思います。
あくまでも愛のない渡辺仁の私見ですので、ご了承下さい。
私は大前提として、今の介護サービス、医療サービスが今の値段と今の質で受けれるとは到底思っていません。
それは、日本の財源を見てもしかり海外の介護事情を見てもしかりです。
まず日本のお財布事情は赤字です。
2040年ごろまでは高齢者は増え続けますので
社会保障費はどんどん増えることが予想出来ます。
この増える社会保障を支え続けることには不安を覚えます。
次に福祉が手厚いと言われているヨーロッパと比べても
日本の介護、医療サービスは手厚すぎます。
全国どこの医療機関で診察や治療を受けても
同じ価格、同じ内容を受けることが出来る。
本当に素晴らしい仕組みですが、
この仕組みにより負担が多くなりすぎています。
このことを考えると、
まずは今の報酬単価は確実に下がることでしょう。
(これは誰しも予想しているし経験済です)
次に、介護度が軽く出るようになってきていることです。
今の要介護1は昔だと要介護3とかが出てた方が多くいます。
そのため同じ介護1の方でも、介護する量は増えているということです。
まとめると、値段が下がってるのに、手間は増えているです。
この流れが今後どんどん進むことでしょう。
ある所で収益が取れなくなります。
そのため今と同じように業務を行っていては生き残ることは出来ません。
これは介護・医療職員全員当てはまることです。
今と同じ仕事、同じ方法で働いていればお荷物になります。
ここにムーアの法則をあてはめる必要が出てきます。
性能が反比例のように良くなると同時に価格は反比例のように安くなるという現象。
現在、介護でもIT導入による効率化を求められています。
そして、ムーアの法則によると性能が上がるのに、どんどん価格が下がっています。
そうすると導入できるタイミングが来て、業務効率化が進むということです。
ITで出来ることは、どんどんITに移行させていく。
人でないと出来ないことにどんどん注力していく。
介護業界でもこのIT効率化をどんどん進める必要が出てきます。
効率化を進め、損益分岐点をどんどん下げておく必要があります。
価格が下がり、手間が増えるからこそ、効率化を進めないと生き残れないということです。
そのため、Mさんへの回答は
介護事業所の淘汰がものすごく進む
そして生き残っている介護事業所のIT化がどんどん進むです。
私はデイサービスを主体で経営していますので都内に沢山の車を保有しています。
自動運転が可能な車は、はじめは高いと思います。
しかし、ムーアの法則に当てはめると、機能は上がって価格はどんどん下がると思っています。
導入できる分岐点を超えた時点で、全ての車を自動運転に切り替えようと考えています。
自動運転になれば都心に駐車場を借りる必要がなくなるためコストが浮きます。
そして浮いたコストを使って常に走らせることが可能になるので
ベストリハの利用者様はベストリハの走り回ってる車に乗れば、タダで移動が出来るということになります。
これは一例ですが
このようなことがどんどん出来るようになります。
コストが下がり、どんどんフリーになっていきます。
もっというと介護サービスもすべてフリーになれば良いのに。
テクノロジーを駆使すればいつかは可能になると思っています。
そんな未来がくれば本当に素敵です。
私は実際に来ると思っています。
だからすごく明るい介護業界が待っていると思います。
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